2006年末大橋ジム近況報告(その3)
望月A級トーナメント優勝

望月 義将が第19回A級トーナメント(フェザー級)において優勝した。

まず8月29日後楽園ホールにおいて行われた準決勝で、ヨネクラジムのテクニシャン土居 伸久と対戦。試合はアグレッシブに前に出る望月に対し、土居は終始アウトボクシングに徹し、両者決め手を欠いたまま終了。結果は引き分けとなるが、規定により望月が勝者扱いとなり、決勝進出となる。

決勝は11月7日同所にて、杉崎 由夜(小田原コーエイ)とのハードパンチャー対決をKOで制した堀川 昌憲(千里馬)と争われることになったが、望月は、試合の1ヶ月前、練習中の事故でアバラを痛めてしまう。

決戦当日痛み止めの注射を打ち試合に臨んだが、試合中、堀川のボディブローが患部を直撃。(試合後、アバラ3本骨折が判明)この負傷を負ったのが試合の序盤だったため、以降のラウンドで望月はかつて経験したことのない激痛に絶えながら戦い抜くことを余儀なくされる。

しかし今トーナメントに決死の覚悟で臨んだ望月の心は最後まで折れなかった。左のボディブローと左右のアッパーカットを有効に使い、堀川の強打を完封。結果は(2−1)のスプリットデシジョンであったが、見事勝利を勝ち取り、優勝を決めた。

今回の優勝は5年前の全日本新人王以来のビッグタイトルとなるが、絶体絶命のピンチを乗り切り、戦い抜いた経験はタイトル以上に大きな財産になるだろう。負傷をしっかりと治し、次のチャンスに備えてほしい。


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