細野 悟 VS マリオ・ガルシア (その1)
先鋒戦 58キロ契約10回戦
○ 細野 悟(大橋) 6回2分38秒KO勝ち
× マリオ・ガルシア(メキシコ)
【試合経過】
メキシカンとの初対決に闘志を燃やす細野であったが、大方の予想通り、ガルシアはそう簡単には倒れてくれなかった。ガルシアは離れた距離を保ちつつ、常に先手を取ってくる。威力はそれほどでもないのだが、さまざまな角度からワンツウ、左ボディ、右アッパー、左フックと多彩なパンチを間断なく仕掛けてくるため、細野は距離感をつかめず、自分の得意なパンチをなかなか出せない。しかも、ガルシアが体を沈めながら、攻撃してくるため、再三バッティングに遭い、明らかにやりずらそうだ。
3回くらいまで、この状態が続き、ペースはガルシアが握ったかに見えた。しかし、3回後半ぐらいから細野の鋭角な左ボディが入り始める。4回以降、細野は俄然調子づき、ガルシアは徐々に失速。ガルシアもお返しとばかりに、バッティグときわどいローブローで応戦するが、細野の攻撃は揺るぐことはない。
5回に入ると、ガルシアは明らかに戦力が低下し、自分の距離を取れなくなり、やたらと体を押しつけてくる。そんなガルシアを突き放し、左ボディ攻めから右ストレート、左フックと上段への攻めに転ずる。更に絶妙なタイミングで、左ボディが直撃すると、ガルシアはたまらず、腹を抱え込むようにダウンしてしまう。
6回に入ると、序盤とは逆に、距離を取らずに密着してくるガルシアをステップバックでかわし、左右フック、左ボディ、右ストレートを上下に打ち分け、メッタ打ち。残りの1分を切った時、左フック、左ボディのダブル攻撃から右ストレート。更に左フックから渾身の右ショートストレートを打ち下ろし、完全KO勝ちを決めた。
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