フェニックスバトル25(その2)
第2試合 バンタム級6回戦
名取 耕平(大橋) VS 田村 啓(花形)
この対戦は今大会中、最も楽しみなカードの一つだ。
名取は、大橋ジム若手陣の中でも、優れた技術とバランス感覚に定評があり、早くから将来性を買われていた。しかしながら、その後の戦績は今ひとつパッとせず、伸び悩みに苦しんでいた。だが、昨年後半あたりから吹っ切れたのか、持ち味が試合に活かされ、勝率も上がってきた。
対する田村 啓(ひろむ)は、15戦のキャリアを持つベテランだ。勝ち星こそ少ないが、その長い経験は、決して侮ることはできない。大橋ジム3連続KO勝ちのホープ原 純平にダウンを奪われながらも、逆襲に転じ、原をあわやKO負けの窮地にまで追い込んだ試合(結果は原の判定勝ちだったが、連続KOはストップ)は、まだ記憶に新しい。
(苦戦はしたが)後輩の原に倒された相手に負けることは、先輩のメンツが許さない。今回10戦目にして戦績上の勝ち越しを目指し、また、先輩の意地を賭ける名取にとって、田村はとてつもなく危険な相手だ。この試合を乗り切り、名取がより高いステージに到達できることを期待したい。
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