フェニックスバトル25(その4)
第3試合 フライ級 6回戦
○ 松信 俊一(5回 2分59秒 TKO勝ち)
× 溝神 実雄(タイ国)
【試合経過】
1〜2Rは長身で大柄な溝神の攻めに、松信はタジタジ。左を何度も当てられ、後退を余儀なくされる。3Rには前進してくる溝神に右カウンターを有効に決めペースを握りかけるが、4Rには再び溝神に盛り返されてしまう。
ラウンド終了後、コーナーに戻ってきた松信に佐久間トレーナーは、「退がらずに、溝神の懐に入り、思いっきりアッパーを撃て!」と指示すると、何とアッパーがモロに溝神のアゴを直撃。松信にもたれたまま、前のめりに倒れたために、レフェリーはスリップと宣告したが、ダメージは明らかだった。
千載一遇のチャンスとばかり、フラフラの溝神に、松信は左右アッパーの連打で追撃する。そのうちの一発が再度、溝神のアゴをとらえると完全に失神。タンカーで運ばれる程のダメージだった。
久々のKO勝利をものにした松信は、日頃から交流のある児童養護施設の子供達に囲まれ、すっかり気を良くしていた。内容的には「?」のつく試合だったが、この日ばかりは子供達のヒーローだった。
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