ヤエガシ・アキラの拳闘王子
第二回 細野よバズーカで世界を撃て!(その2)

 第二にスピード(回転力)ですね。細野の攻撃を驚異的なタフさで受けた次の瞬間、細かいパンチを矢継ぎ早に打ち込んでくるんですが、このスピードがハンパじゃない。会心のブローを決めた瞬間にそんな反応をされたんですから、細野の驚きも相当なものでしょう。しかも心憎いことにスピーディなだけでなく、リズムが不規則でまったく読みづらい。おそらく全てが細野に取っては想定外の展開ではなかったのではないでしょうか。こうなってくるとやはり細野にとっては厳しい局面となりますよね。だって得意なパンチが入っているにも関わらず、効いた顔一つせずに前進されて、スピーディかつ変則的なリズムの細かいパンチを矢継ぎ早に打ち込まれてあおられちゃう訳ですから。細野は「どーして?」と思いながらも後退をよぎなくされちゃいますよね。


続きを読む
(C) OHASHI BOXING GYM