第20回フェニックスバトルの見どころ(その4)

フェザー級 8R
土屋 治紀 VS  宮田 芳憲(角海老宝石)


試合が急遽決まった経緯から、大会ポスターに掲載されていないが、この試合は今大会屈指の好カードである。

土屋は元暴走族という経歴という特異のキャラで、マスコミにも頻繁に取り上げられるなど、ジム創世記から川嶋 勝重とともに頑張ってきた人気者だ。これまでも類稀なセンスとパンチ力で将来を嘱望されてきたが、ここ一番の正念場でつまずき、チャンスを逃してきた。そんな土屋も20戦以上のキャリアを重ね、ベテランの領域に入りつつある。それだけに残された時間を有意義に戦っていくことが必定だ。

今回の相手、宮田は今乗りに乗る“常勝”角海老軍団の名匠田中トレーナーの愛弟子で、その戦績の多くを日本ランカー(最高位フェザー級3位)として戦ってきた強豪だ。折れない心と勇猛果敢なファイトぶりには定評があり、2004年には帝拳ジムのスーパールーキー栗生 隆寛と10回まで戦い抜き、ベテランの意地を見せつけた試合(結果は判定負け)は、いまだ記憶に新しい。土屋にとっては、文字通り、格上の難敵だ。

しかし土屋も4連続KO勝ちと、ここのところ波に乗っており、ここで強豪宮田を討ち取り、一気にランキング入りを狙いたいところだ。

喧嘩上等!! お互いの意地とプライドが交錯するこの一戦、まさに“裏メイン”と呼んでも差し支えないだろう。


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