第20回フェニックスバトルを振り返る(その1)

東洋太平洋ミニマム級王座決定戦 12R

○ 八重樫 東(OPBFミニマム級2位 大橋) 5R2分19秒 KO
× ウィラサック・チュワタナ(OPBFミニマム級1位、タイ国)

【試合経過】
初回、巧みに足を使いながら、相手との距離を保ち、伸びのあるジャブを次々と放っていく八重樫。このスピーディーなジャブにウィラサックは反応できずにいる。ラウンドの終盤には右クロスもヒット。早くも試合のペースは八重樫がつかむ。

2Rに入ると、八重樫は攻撃のピッチを一気に加速。鋭いジャブを矢継ぎ早に繰り返しながら、右フック・ワンツウ・左フック・左右ボディと面白いようにつなげていく。ウィラサックは早くも防戦一方となる。

3Rに入っても展開は変わらず、ウィラサックは八重樫の攻撃に合わせて、カウンターを狙うが、八重樫の出入りが速すぎて、全くチャンスがつかめない。

4R、再三再四、八重樫のワンツウが的確にウィラサックの顔面をとらえ、調子づくと、序盤に温存した右アッパーも繰り出す。

そして、迎えた第5R。ロープ際で左ボディを叩き込み、ガードが下がったところへ右アッパー。無防備に上体が起きたところへ超高速のワンツウから左フック、さらにだめ押しの右ストレートが打ち込まれ、ウィラサックはたまらずダウン。何とか立ち上がろうとするもリング上を泳ぎながらテンカウントを聞いた。

国内最短記録タイの5戦目で東洋太平洋王座を獲得した八重樫。次なる目標は、前人未踏、国内最短7戦目の世界王者奪取か?


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